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マンションの和室を洋室にリフォームする場合の費用相場は?メリットや施工のポイントを解説

投稿日:2025.05.29

一般的なマンションの和室

マンションの和室は、家族のリラックス空間や来客をもてなす場として役立つ反面、「いつの間にか物置になっている」「どうも使いにくい」といった声も聞かれ、そのポテンシャルを十分に活かしきれていないケースも少なくありません。増築が容易ではないマンションにおいて、活用できていない部屋が存在するのは、貴重な居住スペースの浪費でもあります。

 

そこで今回は、マンションの和室を洋室へとリフォームするメリットを紹介し、その費用相場や工事を進める上での注意点をわかりやすく解説します。この記事を読めば、限りある住空間を最大限に生かし、より心地よい住まいへと変えるための手がかりがきっと見つかるはずです。

 

マンションの和室を洋室にリフォームするメリット

マンションの和室を洋室にリフォームすると、住まいにどのような変化がもたらされるのでしょうか。そのメリットについて、具体的に見ていきましょう。

 

掃除やお手入れが簡単になる

畳を上げて大掃除をする和室

和室の持つ落ち着いた雰囲気は魅力的ですが、畳やふすまの維持には何かと手間がかかるものです。畳の目に入り込む細かなゴミやダニの掃除に加え、定期的な畳上げや交換も必要になります。しかし、洋室にリフォームして床材をフローリングに変えれば、日々の掃除はぐっと楽になります。

 

もちろん、フローリングにもワックスがけといったメンテナンスは必要ですが、畳と比較すればその頻度は格段に少なくて済みます。また、ふすまは経年によって破れやすく、定期的な貼り替えが求められますが、洋室のドアに替えれば、メンテナンスの手間はほとんどなくなるでしょう。

 

このように、和室から洋室へのリフォームは、日々の暮らしにおける掃除やお手入れの負担を軽減し、より快適な住環境に整えることができます。

 

現代のライフスタイルに合わせやすい

起床後ベッドで伸びをする女性

畳の床は、転倒の際の衝撃を和らげてくれるため、小さなお子さんがいるご家庭では安心感があるかもしれません。しかし、年齢を重ねると、立ち座りの動作が負担になることもあります。畳の上にベッドを置くこともできますが、柔らかいため、跡がついたり傷んだりする懸念があります。フローリングにリフォームすれば、安定した硬さが得られ、ベッドをはじめとするさまざまな家具を安心して配置できるようになります。

 

さらに、和室特有の素材感や色調は、どうしても伝統的な和風のインテリアに偏りがちです。しかし、洋室へのリフォームによって、床材や壁紙の選択肢が広がり、北欧風の温もりあふれる空間や、モダンで洗練された雰囲気など、多種多様なインテリアテイストを自由に表現できるようになります。照明器具や家具選びの自由度も増すため、理想の住まいをより具体的に実現できるでしょう。

 

転倒のリスクを低減できる

段差が存在する敷居

一般的に、和室と洋室の間には敷居によるわずかな段差があります。この小さな段差が、足腰の弱い高齢者や体の不自由な方にとっては、つまずきの原因となり、転倒のリスクを高めてしまいます。畳の縁も、わずかながら段差となり得る可能性があります。

 

洋室へのリフォームによって、ドア部分の敷居をなくし、床面をフラットに仕上げることで、これらの段差が解消され、住まいの安全性が向上します。その結果、誰もが安心して移動できる、安全性の高い住環境になるでしょう。

 

居住空間をより広く活用できるようになる

リフォーム前の和室

マンションの間取りによっては、リビングの一角に窓のない「中和室」が見受けられることがあります。自然光が入りにくく、どうしても暗い印象になりがちで、有効活用できずに持て余してしまうことも少なくありません。

 

しかし、マンションの貴重な居住スペースを最大限に活かさないのは、非常にもったいないことです。思い切って中和室の間仕切り壁を取り払い、畳をフローリングに変更することで、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)と一体化させることが可能です。これにより、空間全体が広がり、開放感が生まれます。家族が集う共有スペースが、より快適で多目的に利用できる空間へと生まれ変わります。

 

マンションの和室リフォームにかかる費用の目安

マンションの和室を洋室にリフォームする際、気になるのはその費用でしょう。一般的に、6畳の和室に押入れなどのリフォームを加えると、総額で100万円から130万円程度が目安となります。その内訳を詳しく見ていきましょう。

 

畳からフローリングへの変更にかかる費用

畳リフォームのビフォーアフター

畳をフローリングに変えると、部屋の印象が大きく変わります。費用相場としては30万円前後とされますが、これはあくまで目安です。選択するフローリング材の種類や、床下の断熱材や防音対策の有無によって、費用は大きく変わってきます。

 

ちなみに、フローリングには、無垢材である単層フローリング、複数の板を合わせた複合フローリング、そして塩化ビニル製のクッションフロアといった選択肢があります。

種類

費用相場(1㎡)

特徴

単層フローリング

(無垢材)

1万~3万円

1枚の木材を加工したもの。木本来の質感や温かみが魅力。耐久性に優れるが、比較的高価。

複合フローリング

5千円~1.5万円

複数の薄い木の板を合わせたもの。色柄が均一で単層フローリングよりも安価。木本来の経年劣化は楽しめない。

クッションフロア

2千~5千円

塩化ビニル製の床材で、柔らかな足触りが特徴。汚れが付きにくく安価だが、凹みやすく耐久性に劣る。

また、畳からフローリングへのリフォームでは、床の厚みの違いを調整する下地工事が欠かせません。畳に比べてフローリングは薄いため、この調整によって、仕上がりの床面が周囲の床とフラットになり、段差が生じるのを防ぎます。

 

壁や天井のリフォームにかかる費用

薄暗い和室を明るい洋室にリフォーム

和室を洋室風にリフォームする場合、壁や天井の仕上げには約30万円の費用を目安にすると良いでしょう。

工事内容

費用相場

壁工事(クロス仕上げ)

7万円~

天井工事(クロス仕上げ)

20万円

柱や梁が見える真壁(しんかべ)造りの和室を、フラットな壁面が特徴の大壁(おおかべ)にする場合は、壁や天井の解体、下地組み直し、クロス貼りといった工程が必要となるため、一般的なリフォームよりも費用がやや高くなる傾向があります。しかし、マンションの和室では、多くの場合すでに大壁が採用されているため、真壁の場合に比べてリフォーム費用を抑えやすいといえます。

 

壁の仕上げには、一般的なクロスの他に、漆喰や珪藻土といった自然素材を用いる方法もあります。これらの素材は、クロス仕上げよりも46万円程度の追加費用がかかりますが、独特の風合いや調湿機能を持っています。

 

また、一般的な和室の天井に用いられやすい目透かし天井は、板の間にわずかな隙間があるのが特徴ですが、現代的な洋室には調和しにくい場合があります。そのため、洋室へのリフォームでは、多くの場合、すっきりとした印象のクロス仕上げが選ばれます。

 

ふすまをドアに替える費用

ふすまを開き戸にリフォーム

和室に不可欠な建具であるふすまを、現代的な洋室に合うドアへリフォームするのが一般的です。この工事には、ドア本体の費用に加え、既存のふすまの撤去や新たなドア枠の設置費用などがかかるため、全体で20万~30万円程度を目安に考えると良いでしょう。

 

また、ドアの種類は引き戸、開き戸、折れ戸などさまざまです。お部屋の位置や広さを考慮し、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて最適なドアを選びましょう。

種類

費用相場

1枚あたり)

特徴

引き戸

1520万円

・ドアの開閉スペースが不要

・複数枚の引き戸を連動させれば、大きな開口部を作れる

・隙間ができやすく開き戸より遮音性が低い

開き戸

1015万円

・気密性や遮音性に優れる

・デザインのバリエーションも豊富で、比較的安価

・ドアの開閉スペースが必要

・車いすや身体の不自由な方には扱いにくい場合がある

折れ戸

1217万円

・開閉時に必要なスペースが、開き戸よりも少ない

・隙間ができやすく、開き戸よりも故障しやすい

 

押入れをクローゼットに変える費用

押入れをクローゼットにリフォーム

奥行きのある押入れは、かつて布団の収納に重宝しましたが、収納する物が多様化した現代では、その区切り方や深さが必ずしも使いやすいとは限りません。

 

押入れを現代のライフスタイルに合わせたクローゼットに変更するには、20万円程度の費用が掛かります。また、押入れの奥行きを最大限に活かし、ウォークインクローゼットのような大容量の収納スペースにする場合は、50万円程度を目安にすると良いでしょう。

 

費用を抑えたい場合は、既存の押入れの棚を撤去し、ハンガーパイプを取り付けるだけでも、衣類を掛けて収納できるクローゼットにリフォームできます。予算や使い勝手に合わせて、最適なリフォーム方法を検討してみてください。

種類

費用相場

一般的なクローゼット

20万円前後

ウォークインクローゼット

50万円

棚の撤去・ハンガーパイプ取り付け

10万円

 クローゼットは密閉性が高いため、カビが発生しないよう、湿気対策も重要です。調湿機能付きのクロスを選ぶなどして、快適な収納空間を維持できるようにしましょう。

 

和室から洋室へのリフォームで知っておきたいポイント

担当者から説明を受ける夫婦

マンションの和室を洋室にリフォームするにあたって、押さえておきたいポイントがいくつかあります。理想のリフォームを実現するために、ぜひご確認ください。 

防音対策をしっかりと行う

畳からフローリングにリフォームすると、これまで畳が吸収していた歩行音や衝撃音が階下へ伝わりやすくなります。そのため、マンションでの床リフォームでは、確実な防音対策が必要です。

 

多くのマンションでは、床の遮音に関する規定が設けられています。リフォームの際には、この規定に対応したフローリング材を選ぶのはもちろんのこと、遮音性や防振性に優れた防音下地材を敷いたり、二重床にしたりするなどの対策を、お住まいの状況に応じて検討しましょう。

 

マンションの管理規約を確認する

マンションのリフォームにおいて、管理規約の確認は何よりも大切です。防音対策はもちろんのこと、工事の申請方法、期間や時間、さらには禁止事項まで、細かく定められています。

 

これらの規約を十分に確認せずに工事を進めてしまうと、近隣住民との間でトラブルが生じたり、場合によっては原状回復を求められたりする事態も起こり得ます。円滑にリフォームを完了させるためにも、着工前に管理規約をよく確認し、必要であれば施工会社や管理組合に相談するようにしましょう。

 

レイアウト・インテリアを検討する

洋室へのリフォームによって快適な住まいを叶えるには、完成後の部屋のレイアウトやインテリアをじっくりと考えることが大切です。

 

例えば、その洋室を誰がどのように使うのか(ご夫婦それぞれの個室、お子様の部屋、リビングの一画として多目的に活用するなど)、どのような雰囲気にしたいのか(個室であればお好みのスタイル、リビングの一画であればLDK全体の雰囲気に調和させるなど)、そして家具をどのように配置するのかといった点を具体的に思い描いてみましょう。これらの検討を重ねることで、より使い勝手が良く、心地よい洋室ができあがります。

 

目的や工事内容によっては補助金制度を活用できる

和室から洋室へのリフォームでは、介護保険、国や自治体の補助金制度を利用できる可能性があります。

 

【介護保険を利用する場合(北九州市)】

<主な要件>

1.要介護・要支援認定

介護保険の被保険者であり、要支援1~要介護5のいずれかの認定を受けていること

 

2.居住している住宅

改修を行う住宅が、被保険者の住民票上の住所であり、実際に居住していること

 

3.必要性の認められる改修

改修が必要な理由が、被保険者の身体状況や介護の状況から見て適切であると認められること

 

<対象工事>

・手すり取り付け

・段差解消

・滑り止め設置や床材の変更

・引き戸など扉の変更

・洋式便器等への変更

・上記に付帯して必要な工事

 

<支給限度額>

20万円のうち97割の費用/1814万円

※所得に応じる

 

詳細は北九州市のホームページをご確認ください。

 

【自治体の制度を利用する場合(北九州市「すこやか住宅改造助成」の例)】

<対象者>

1.要介護または要支援と認められた人のいる世帯

2.1の人の日常動作の状態からリフォームが必要と判断された場合

3.主な生計者の前年分の所得税が7万円以下の世帯

 

<対象工事>

・介護保険の対象となる工事

・上記以外の介護を必要とする人が利用する箇所において、市が改修を必要と判断したもの

 

<支給限度額>

 

助成率

限度額

生活保護・市民税非課税

100%

30万円

前年の所得税7万円以下

75%

22.5万円

詳細は北九州市ホームページをご確認ください。

 

【国の制度(子育てグリーン住宅支援事業※2025年度実施)を利用する場合】

<対象者>

1.登録事業者との契約

事前に子育てグリーン住宅支援事業の登録事業者と工事請負契約を結ぶ必要がある

 

2.住宅の所有者であること

リフォームする住宅の所有者本人またはその家族、賃貸に出す目的で住宅を所有する個人または法人、住宅の賃借人、共同住宅などの管理組合など

 

<対象工事>

○必須工事(以下のうち2つ以上のカテゴリーを実施することが必須)

1.開口部の断熱改修/高性能な窓への交換や内窓の設置など

2.躯体の断熱改修/壁、屋根・天井、床の断熱改修

3.エコ住宅設備の設置/高効率給湯器、節水型トイレ、高断熱浴槽など

 

○任意工事(必須工事と合わせて行う場合に補助対象)

・子育て対応改修(例:家事負担軽減設備、防犯性向上、生活騒音への配慮)

・バリアフリー改修(例:手すりの設置、段差解消、移動の円滑化)

・防災性向上改修

・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

・リフォーム瑕疵保険等への加入

 

<支給限度額>

 

要件

限度額

Sタイプ

必須工事①~③のすべてのカテゴリーを実施

上限60万円/戸

Aタイプ

必須工事①~③のうち、いずれか2つのカテゴリーを実施

上限40万円/戸

詳細は子育てグリーン住宅支援事業の公式ホームページをご確認ください。 

 

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リフォーム中の和室

有限会社カネタケは、昭和36年の創業以来、地域密着型の住まい改修の専門企業として、北九州市を中心とした地域で多くの実績を積み重ねてきました。

「お客様の幸福を追求する」という理念のもと、お客様一人ひとりのニーズに寄り添った丁寧なサービスを提供しています。

 

マンションの和室リフォームは、貴重な居住スペースを最大限に有効活用するための賢い選択といえます。洋室化によって、お客様がリフォーム後の空間でどのような暮らしを実現したいのかを詳細にお伺いし、その目的にぴったりの最適なリフォームプランをご提案いたします。

 

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